活動

ぶれない中心を持つ

三真行―信仰生活の基本

真の道に入信すると、まず教えられるのが、「三真行」です。
信仰する者としての基本の行であるからです。
「三真行」とは、賜真行(ししんぎょう)、施真行(せしんぎょう)、奉真行(ほうしんぎょう)の3つです。

賜真行とは、神とつながるための受け器を作る行で、神に祈って心を整え、行動を正して真心を持って生活すること、
それらすべてが行であるという考え方です。
施真行は、自分の信仰をまわりの人びとへ語り、伝えて、真の道の教えを広め、人を導いていく行です。
人に伝えることによって、信仰は強く揺るがぬものとなっていきます。
最後に、奉真行。神への感謝をあらわす行です。
神様からいただいた恵みに対して行う奉仕の行で、神事にかかわる奉仕、
また品物やお金を神に捧げる奉真など、感謝の表し方にはいろいろな形があります。

祈行―香1本の祈りから始まる基本の行

真の道の祈行には、その目的に応じて、さまざまなかたちがあります。
入信した方が一番初めに行う祈りの行は、「香行」です。
線香1本分の約30分、神前に座って手に鈴を持ち、一定のリズムで振って祈りの言葉をとなえる祈行です。
この基本の「香行」は、心身のバランスを整え、直感力を磨きます。
毎日1本の行を一週間おこなう一めぐり、または自分の年齢の数の線香分行う「年数香行」など、
複数回の香行を、自分の目標を定めて行うこともあります。

「香行」の他にも、神前に座って行う祈りの行があります。
心を鎮め、み霊を鎮める「鎮め行」、感の力を増し、情熱をわかせる「火行」、精神や情緒の安定をはかる「水行」、
状況の変化を願い、前向きに事を進め、つないでいくための「剣行」などがあります。
自分にふさわしい祈行を、指導を受けながら選んで、行うことができます。

滝行―実行力や不動心を養う

大自然の中の滝に、気合いをかけて入る「滝行」は、不要なものや悪いものを祓い清めてくれます。
その上、新たなエネルギーをいただくことができるのです。

滝に入っている時間はごく短時間です。
しかし、その短時間の行の中でいただく恵みは、人それぞれ。
病に負けない身体をつくり、決断力や瞬発力、実行力、揺るがぬ不動心を養うと言われています。
時には、隠れていた不調や問題が、滝行によって現れることもあります。
ですが、長年の経験者が指導し、適切なアドバイスをしてくれますので、安心です。
この他、真の道では、湖や川、海で禊を行うこともあります。

滝行についての詳しいご案内はこちらから

 

山行―山の気をいただく祈り

自然の気をいただくため、自然の中で祈ることを大切にしてきた真の道では、
毎年旧暦6月6日に全国の信者が集まり、いわゆる霊山といわれる場所での祈り、山行を行っています。
その年にどのような祈りが必要か、という判断によって祈りの場所は変わります。

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